特殊詐欺の海外拠点摘発、移送の日本人69人逮捕 アジア4カ国から

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特殊詐欺の海外拠点摘発、移送の日本人69人逮捕

特殊詐欺の海外拠点摘発、移送の日本人69人逮捕 アジア4カ国から

海外拠点摘発で日本人69人が逮捕

日本の特殊詐欺グループの海外の拠点が摘発され、現地から移送されるなどして、日本の警察に逮捕された 日本人の容疑者が今年、69人いたことが警察庁への取材でわかった。 一連の広域強盗事件を指示したとされるグループの拠点があったフィリピンのほか、カンボジア、ベトナム、タイで現地当局が摘発した。

アジアへの拠点移転が加速

日本国内での摘発強化に伴い、近年アジアに拠点を移す動きが加速。 今年は特に拠点摘発が相次ぎ、移送された逮捕者の数が増加した。 警察庁によると、フィリピンをはじめとする4カ国で、現地当局が少なくとも6カ所の拠点を摘発し、日本人が拘束された。 これらの拠点では、ホテルやマンション、ビル内で日本人が「かけ子」として日本の高齢者に虚偽の電話をかける詐欺行為を行っていた。

日本の警察と現地当局の協力

日本の警察は相手国と協議し、各拠点で押収された証拠品から国内での特殊詐欺被害を特定した。 6都府県警が今年2月から12月にかけて、現地から移送された男女69人を詐欺や窃盗の疑いで逮捕した。

主導した捜査機関

捜査を主導した都府県警別の逮捕者数は、警視庁が28人、埼玉県警が28人、愛知県警が2人、岐阜県警が2人、 大阪府警が6人、佐賀県警が3人であった。

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