「2000万円当選しました」のメッセージにだまされ330万円詐取される

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SNSの「フェイスブック」に届いた「2000万円当選しました」とのダイレクトメッセージをきっかけに知り合った女のグループにだまされ、鳥取県西部に住む男性が330万円を詐取される特殊詐欺事件がありました。 被害にあったのは鳥取県西部に住む男性で、2024年4月末、フェイスブックに「2000万円当選しました」などとのダイレクトメッセージが届き、促されるまま女のLINEアカウントを友達登録したところ、新たに「タスクを完了すると、賞金5000円から2000万円が当たる。当選確率100パーセント」などとのメッセージを受け取ったということです。 男性はこれを信じ、女の指示に従い送られてきたURLのサイトのアカウントを作ったり、指示通り作業すると、サイト上では報酬や賞金が増えていったということです。さらに、紹介された別の女のLINEアカウントを登録し、指示通り作業すると、サイト上でさらに報酬や賞金が増えていったということですが、貯まった報酬などを出金しようとしたところ「あなたのミスで払い戻しが凍結された。凍結解除のためには別のタスクが必要」とのメッセージが届いたということです。 このためにさらに別の女に従うよう指示され、作業をすると実際に数千円を電子マネーで受け取ることができたため、女から指示されるまま、「凍結の解除に必要な費用」として、指定された預貯金口座に30万円と300万円を振り込んだとしています。 その後、金融機関から連絡を受けたことから警察に相談し、詐欺被害にあったことに気づいたということです。 警察は、ネット上やメールで届く副業情報などは詐欺の可能性があり、慎重な検討が必要なこと。副業を始めた後に少額の「利益」が振り込まれても、さらなる投資を引き出すための罠であること。儲かったお金を引き出すために「手数料」や「作業料」などが必要だと言われたら詐欺であるとして、注意を呼び掛けています。

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