紀州のドン・ファン元妻 須藤早貴被告 詐欺事件の初公判「私の体をもてあそぶために金を払った」

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「紀州のドン・ファン」の元妻。別の男性に対する詐欺事件の初公判で争う姿勢を示しました。須藤被告は詐欺事件当時19歳でしたが、殺人という重大事件の被告として、すでに名前も報じられていることなどを鑑みて、JNNとしては実名で報じます。

2018年、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家・野崎幸助さん(当時77)を急性覚せい剤中毒で殺害した罪に問われている元妻の須藤早貴被告(25)。

須藤被告は別の男性への詐欺罪でも起訴されていて、きょう初公判が行われました。起訴状によりますと、須藤被告(当時19)は2016年、北海道札幌市内の当時61歳の男性から海外留学の準備金名目でおよそ3000万円をだまし取った罪に問われています。

きょうの初公判で須藤被告は起訴内容について、「確かにウソをつき、金を受け取ったが男性もウソと知りながら私の体をもてあそぶために金を払った」と主張。弁護側は「被害男性はホステスだった須藤被告のことを心理的に支配したいために金を支払った」として、詐欺罪の成立について争う姿勢を示しました。一方、検察側は「被告の発言で被害男性が錯誤に陥り、金を振り込んだ」と指摘しました。

この詐欺事件は野崎さんに対する殺人事件の捜査の過程で発覚。須藤被告は犯行当時19歳でしたが、家裁送致の時に成人だったため、検察に逆送されていました。

紀州のドン・ファン元妻 須藤早貴被告 詐欺事件の初公判「私の体をもてあそぶために金を払った」

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